Flutterプロジェクトの作成と実行

1. プロジェクトの作成

ターミナルを開きます。 ターミナルアプリケーションを起動します。
プロジェクトを作成したいディレクトリに移動します。 cd コマンドを使用して、プロジェクトを作成したい親ディレクトリに移動します。例えば、ホームディレクトリのprojectsフォルダに移動する場合は、次のように入力します。
```
 cd ~/projects
```
Flutterプロジェクトを作成します。 flutter create コマンドを使用して、新しいプロジェクトを作成します。ここでは、プロジェクト名をmy_flutter_appとします（プロジェクト名にはアンダースコアを使用し、空白や大文字は使えないことに注意してください）。
```
 flutter create my_flutter_app
```
このコマンドを実行すると、my_flutter_appという名前のディレクトリが作成され、その中にFlutterプロジェクトの標準的なファイル構造が生成されます。これには、pubspec.yamlファイルも含まれます。

flutter create コマンドによって生成されたプロジェクトのルートディレクトリには、pubspec.yaml ファイルが含まれています。このファイルはプロジェクトのメタデータ、依存関係（Flutter SDKを含む）、アプリに含めるアセットやフォントなどの設定を記述します。

VS Codeでプロジェクトを開きます。 VS Codeを起動し、「ファイル」>「フォルダーを開く」から、作成したmy_flutter_appプロジェクトのディレクトリを選択して開きます。
依存関係を取得します。 VS Codeの統合ターミナルを開き（Ctrl+`` または ``Cmd+``）、プロジェクトのルートディレクトリで以下のコマンドを実行して、pubspec.yaml`に記載された依存関係を取得します。
```
 flutter pub get
```
エミュレータを起動し、アプリを実行します。 デバッグパネルを開き（Ctrl+Shift+D または Cmd+Shift+D）、利用可能なエミュレータを選択して起動します。その後、実行ボタン（緑色の三角形）をクリックするか、F5キーを押してデバッグセッションを開始します。

これで、新しいFlutterプロジェクトの作成から、pubspec.yamlファイルを含むプロジェクト構造の確認、そしてアプリの実行までの一連の手順を完了しました。